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Yamanashi

山梨県

北杜市の尾白川渓谷の千ヶ淵。緑の木々に覆われた谷の奥に小さな滝があり、澄んだ緑色の淵と、水面から顔を出す大きな岩が手前に広がる
北杜市(ほくとし)の尾白川(おじらがわ)渓谷。南アルプスの山あいを流れる澄んだ水が、岩の間に深い淵をつくります。TAKAO_Tsushima / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

山梨県の日本酒

山梨県は本州の中央部にあり、周りを高い山々に囲まれた、海に面していない県です。山梨県酒造協同組合には、日本酒や焼酎を造る12の酒蔵が加盟しています(2026年9月現在)。2021年4月には、日本酒の産地名を守る制度(地理的表示)に「山梨」が指定されました。その条件は、「柔らかで、透明感のある清らかな味わい」です。口に近づけると果実を思わせる香りが立ち、米に由来するうま味とコクが舌に広がります。

この味わいを支えるのが水です。山梨県は富士山、南アルプス(赤石山脈)、八ヶ岳(やつがたけ)、奥秩父(おくちちぶ)など2,000〜3,000m級の山々に囲まれています。山に降った雨や雪は、長い年月をかけて地層で自然にろ過され、ミネラルをほどよく含んだ軽やかな軟水になります。地理的表示「山梨」では、仕込みに使う水を、南アルプス山麓、八ヶ岳山麓、秩父山麓、富士北麓、富士・御坂(みさか)、御坂北麓の6つの水系に限っています。冬は最低気温が氷点下になる「底冷え」の気候で、日本酒の発酵が穏やかに進みます。

山梨県には、1796年の時点で村・町・宿場のそれぞれに造り酒屋があった記録が残っています。米では、長野県で生まれた日本酒造りに向いた米(酒造好適米)「ひとごこち」が県内でも多く作られ、2024年産の生産量は長野県に次ぐ2番目です。地理的表示「山梨」の日本酒のうち、県内で収穫した米と定められた水系の水だけを使い、醸造アルコールを加えないものには、そのことを示す印を付けられます。

酒蔵の地図

北杜市 4蔵南巨摩郡富士川町 2蔵南アルプス市 2蔵南都留郡富士河口湖町 1蔵笛吹市 1蔵大月市 1蔵韮崎市 1蔵山梨市 1蔵南巨摩郡南部町 1蔵1. 山梨銘醸1

市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵

  1. 山梨銘醸北杜市

当サイトの酒蔵リストに載っている 14 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。

注目の酒蔵