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秋鹿 — 大阪府のいちばん北の山里で、米づくりから始める純米酒

  • Sake JP 編集部
大阪府能勢町の山あいに広がる初夏の棚田。緑の稲が育つ田んぼが段々に連なり、手前と奥に集落の家々、背後に杉の林と低い山並みが見える
大阪府能勢町の山あいに広がる棚田です。Miya.m / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

こんな人におすすめ

  • 大阪に滞在しながら、都市とは違う大阪府の山里の日本酒を飲んでみたい人
  • 酒米(sake rice、日本酒づくりに向く米)を自分たちの田んぼで育てる蔵に興味がある人
  • 米と米麹と水だけでつくる日本酒を飲み比べてみたい人

秋鹿酒造について

秋鹿酒造(Akishika Shuzo)は、大阪府豊能郡能勢町(Nose)の倉垣という地区にある酒蔵です。創業は1886年(明治19年)です。銘柄は「秋鹿(Akishika)」です。

秋鹿酒造は、酒米を自分たちの田んぼで育て、その米で日本酒をつくっています。蔵はこのやり方を「一貫造り(ikkan-zukuri、米づくりから日本酒づくりまでを一つの蔵で行うこと)」と呼んでいます。2003年10月の製造分から、蔵でつくる日本酒はすべて純米酒になりました。

蔵見学を受け付けているかどうかは、公表されていません。蔵の公式サイトも見つかりません(2026年9月30日確認)。

大阪府のいちばん北の山里

能勢町は大阪府の最北端にあり、北摂(大阪府北部)の山々に囲まれた町です。

秋鹿酒造は、歌垣山のふもとの里山にあります。歌垣山は標高553.5メートルの山で、山頂に男山と女山の2つの峰が並びます。

能勢町には、町で長く語り継がれてきた浄瑠璃(joruri、三味線の伴奏で物語を語る日本の伝統芸能)があります。1998年には、これに人形と囃子を加えた能勢オリジナルの人形浄瑠璃が生まれ、2006年から「能勢人形浄瑠璃 鹿角座(Rokkakuza)」として活動しています。

田んぼから始まる日本酒

秋鹿酒造が酒米を育て始めたのは1986年ごろです。育てている品種は山田錦(Yamada Nishiki)と雄町(Omachi)です。

田んぼでは、化学合成の農薬と肥料を使いません。代わりに、日本酒づくりで出る籾殻・米ぬか・酒粕(sake lees、日本酒を搾ったあとに残るもの)から発酵させた堆肥をつくり、田んぼに戻しています。

この酒米づくりは、2022年度の「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」(農林水産省)で、近畿農政局長賞を受けました。化学合成の農薬・肥料を使わない栽培を続けながら田んぼを広げ、耕作放棄地(使われなくなった農地)が生まれるのを防いでいることが評価されました。

純米酒だけをつくる蔵

秋鹿酒造がつくるのは、米と米麹と水だけでつくる「純米酒(junmai-shu)」だけです。醸造アルコールを加えた日本酒はつくっていません。

秋鹿の味わいについて、蔵は自分たちの日本酒をこう紹介しています。

辛口で米の旨味がしっかりと、酸味が利いた深い味わいは料理と一緒にお楽しみ頂けます。 ——秋鹿酒造の紹介文(能勢電鉄「沿線スポット情報」より)

日本酒でいう「辛口(karakuchi)」は、塩辛さや香辛料の辛さではなく、甘さを少なく感じる味わいのことです。

秋鹿には複数の商品があり、使う米や精米歩合(削ったあとに残った米の割合)は商品ごとに違います。どの米の日本酒かは、ラベルの表示でご確認ください。

酒蔵の案内

見学と販売

秋鹿酒造が蔵見学を受け付けているかどうかは、公表されていません(2026年9月30日確認)。

蔵で日本酒を買えるかどうかと、その営業日・時間は、訪ねる前に蔵(電話 072-737-0013)へご確認ください。営業日や見学の受け入れは変わることがあります。

行き方

住所:〒563-0113 大阪府豊能郡能勢町倉垣1007

  • 車:蔵へは車が便利です。車を運転する人は、日本酒を飲めません
  • 電車:鉄道を使う場合の最寄り駅は、能勢電鉄の妙見口駅です。大阪梅田駅から阪急電車で川西能勢口駅へ行き、能勢電鉄の妙見口方面の電車に乗り換えます。妙見口駅から蔵までの交通手段は、事前にご確認ください

乗り換えの方法は能勢電鉄でご確認ください。

秋鹿酒造のお酒の買い方

秋鹿酒造は、取扱店・特約店の一覧を公開していません(2026年9月30日確認)。蔵の公式サイトと公式オンラインショップも見つかりません。

蔵で買えるかどうかは、訪ねる前に蔵(電話 072-737-0013)へお問い合わせください。

秋鹿の「正規販売店」「特約店」を名乗る酒販店はいくつもありますが、蔵が公表した一覧ではないため、このページでは店を挙げていません。

買うときの注意

  • 秋鹿には多くの商品があり、原料や造りは商品ごとに違います。種類はラベルの表示でご確認ください。
  • 取扱いの有無と在庫は店によって違います。限定品や季節の商品は入荷しないこともあるため、訪ねる前に店へご確認ください。
  • 海外へ持ち帰る場合:100mlを超える瓶は、保安検査前の手荷物には入れられません。預け入れ荷物にするか、保安検査後の免税店でお求めください。乗り継ぎがある場合と、到着する国の持ち込み上限は事前にご確認ください。→ 旅のヒント

酒蔵情報

項目 内容
蔵名 秋鹿酒造有限会社(Akishika Shuzo Co., Ltd.)
創業 1886年(明治19年)
所在地 〒563-0113 大阪府豊能郡能勢町倉垣1007 Google マップで開く
電話 072-737-0013(FAX 072-737-0840)
代表銘柄 秋鹿(Akishika)
公式サイト 見つかりません(2026年9月30日時点)
蔵見学 公表されていません
直売 販売の有無・営業日は蔵へ電話でご確認ください
取扱店の一覧 公開されていません(2026年9月30日確認)
英語対応 公表されていません