Hiroshima
広島県

広島県の日本酒
広島県は中国地方の、瀬戸内海に面した県です。2024年7月から2025年6月までの1年間に、県内の36か所で日本酒がつくられました。東広島市の西条(さいじょう)では、毎年10月に「酒まつり」が開かれます。1972年ごろから西条酒造協会が開いていた「西条酒まつり」と、1979年に始まった市民の祭りが一つになったもので、2026年は10月10日・11日に開かれます。東広島市には、酒類を研究する国の研究機関「酒類総合研究所」もあります。
広島の日本酒の造り方を変えたのが、三浦仙三郎(みうら せんざぶろう)です。三浦は、日本酒造りに向かないとされていた軟水(ミネラルの少ない水)での造り方を研究し、1898年に『改醸法実践録』にまとめました。この造り方は、のちの吟醸酒(米の外側を4割以上削り、少量の醸造アルコールを加えた日本酒)の誕生につながりました。また、佐竹製作所(現在のサタケ)を創業した佐竹利市(さたけ りいち)は、日本で初めて動力で動く精米機を開発し、吟醸酒造りの品質を高めました。
県も日本酒造りを支えてきました。1918年に県の工業試験場に醸造部が置かれ、その流れをくむ食品工業技術センターは、今も毎年10月から12月にかけて試験醸造を行っています。その日本酒は「明魂」の名で、毎年10月ごろに販売されています。米では、県が日本酒造りに向いた米(酒造好適米)の「八反錦(はったんにしき)1号」(1984年品種登録)や「千本錦(せんぼんにしき)」(2002年品種登録)を育ててきました。2026年3月には、夏の高温の中で育っても品質が落ちにくい「萌えいぶき」が品種登録されました。
酒蔵の地図
拡大図(東広島市)
市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵
- 相原酒造呉市
- 白牡丹酒造東広島市
- 賀茂鶴酒造東広島市
当サイトの酒蔵リストに載っている 49 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。
注目の酒蔵
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