コンテンツへスキップ

Kochi

高知県

室戸市の高台から見た太平洋。青い海と空の下、右手の海岸沿いに港と町並みが続き、手前にはヤシの葉と道路のガードレールが写る
室戸市の高台から見た太平洋。室戸岬(むろとみさき)の沖でくみ上げる海洋深層水は、日本酒の仕込みにも使われています。Motokoka / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

高知県の日本酒

高知県は四国の南にあり、北は四国山地で愛媛県・徳島県と接し、南は太平洋に面した県です。高知県酒造組合は、県内の19の酒蔵で構成されています(2026年10月現在)。2024年7月から2025年6月までの1年間に県内でつくられた日本酒は、日本酒度(水と比べた日本酒の重さを表す数値で、糖分が少ないほどプラスになる)の平均が+5.3で、都道府県別で2番目に高い値でした。

高知では、すっきりとした辛口の日本酒を宴席でたくさん酌み交わす文化が受け継がれてきました。土佐(とさ)式の献杯では、目下の人から目上の人へ杯を差し出し、杯を受けた人は飲み干して返し、今度は返された人が飲みます。向き合った2人が隠し持った箸の本数の合計を当て合い、負けたほうが杯の日本酒を飲み干す「土佐はし拳」もそのひとつで、毎年9月から10月ごろには、高知市で全日本選手権大会が開かれています。

日本酒造りに向いた米(酒造好適米)は、長くほぼすべてを県外に頼ってきました。1988年に「高知県酒米研究会」が発足し、県産で初めての酒造好適米「吟の夢(ぎんのゆめ)」(1998年。「山田錦(Yamada Nishiki)」を母にもつ)、「風鳴子(かぜなるこ)」(2002年)、風鳴子をもとに割れにくくした「土佐麗(とさうらら)」(2018年)が生まれています。県の工業技術センターは数十種類の「高知酵母」(酵母は発酵を担う微生物)を開発してきました。そのひとつ「CEL-24」(1993年)は甘酸っぱく香り高い日本酒になる酵母で、県内の13の蔵が使っています。室戸岬(むろとみさき)の沖、水深370mからくみ上げる海洋深層水を仕込みに使った日本酒も、県内の複数の蔵で商品になっています。

酒蔵の地図

香美市 2蔵安芸市 2蔵土佐市 2蔵安芸郡安田町 2蔵高岡郡四万十町 2蔵吾川郡いの町 1蔵高知市 1蔵安芸郡芸西村 1蔵香南市 1蔵高岡郡佐川町 1蔵土佐郡土佐町 1蔵高岡郡中土佐町 1蔵安芸郡田野町 1蔵四万十市 1蔵1. 酔鯨酒造1

市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵

  1. 酔鯨酒造高知市

当サイトの酒蔵リストに載っている 19 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。

注目の酒蔵