酒粕(sake kasu)は、もろみ(moromi)を搾ったあとに残る固形分です。もろみは、発酵中の、搾る前の日本酒です。もろみを搾ると、液体の日本酒と、溶け残った米・米麹・酵母などの固形分に分かれます。この固形分が酒粕です。
板粕・ばら粕・練り粕
| 名前 | 状態 |
|---|---|
| 板粕(ita-kasu) | 搾ったときのままの、板の形をした酒粕 |
| ばら粕(bara-kasu) | きれいな板の形にならなかった酒粕。板粕より少しやわらかい |
| 練り粕(neri-kasu) | 酒粕を踏み込んで練り、やわらかくしたもの。ばら粕よりさらにやわらかい |
板粕は、日本酒づくりが盛んな冬に店に並びます。練り粕は夏に店に並び、野菜などを漬けるのに使います。
料理での使い道
- 粕汁(kasujiru):大根・にんじん・ごぼうなどの野菜を、酒粕と味噌で煮込んだ汁物です。鮭などの魚を入れることもあります。
- 粕漬け(kasuzuke):魚や野菜を酒粕に漬けたものです。食材を長く保存する方法として使われてきました。
- 甘酒(amazake):酒粕を水に溶かし、砂糖で甘みを加えた飲み物です。
アルコールが残っています
酒粕には、100gあたり約8gのアルコールが含まれています。酒粕でつくった甘酒にも、少量のアルコールが含まれます。
甘酒には、米麹でつくるものもあります。米麹でつくる甘酒にはアルコールが含まれないため、子どもも飲めます。