発泡性の日本酒(sparkling sake)は、炭酸ガスを含み、グラスに注ぐと泡が立つ日本酒です。「スパークリング清酒(sparkling seishu)」とも呼びます。
泡のでき方
泡のでき方は、主に2つに分かれます。
- 酵母の発酵で生まれた炭酸ガスを、日本酒の中に閉じ込めたもの
- できあがった日本酒に、炭酸ガスを吹き込んだもの
火入れ(hiire)をしていないにごり酒も、常温に置くと発酵が進み、炭酸ガスが出ることがあります。
法律上の扱い
米・米麹・水を原料に発酵させてこしたものは、泡があっても、酒税法上の品目は「清酒」です。できあがった日本酒に炭酸ガスを加えても、品目は変わりません。
なお、品目の「発泡酒(happoshu)」は、麦芽や麦を原料の一部に使うお酒で、日本酒ではありません。
業界団体の基準「awa酒」
一般社団法人awa酒協会は、「awa酒(awa sake)」という基準を定めています。主な条件は次のとおりです。
- 米・米麹・水だけを使い、米は国産米を100%使う
- 泡は、醸造中の発酵で生まれた炭酸ガスだけ。二次発酵は瓶の中でもタンクの中でもよい
- 見た目が透明である
- アルコール分が10%以上で、炭酸ガスの圧力が20℃で0.35メガパスカル以上
- 火入れをしている
協会の検査で基準を満たした商品が、awa酒として認定されます。