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Iwate

岩手県

盛岡市の旭橋から見た北上川と岩手山。手前を川が流れ、橋と街並みの向こうに、山頂まで雪をかぶった岩手山がそびえる。岸には芽吹き前の木々
盛岡市の旭橋から望む岩手山(いわてさん)と北上川。4月の山頂には、まだ雪が残ります。Noriko YAMAMOTO / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

岩手県の日本酒

岩手県は本州の北東部にあり、東は太平洋に面した県です。岩手県酒造組合の組合員は21社です(2026年8月現在)。2023年9月には、日本酒の産地名を守る制度(地理的表示)に「岩手」が指定されました。その条件は、口当たりが柔らかく、米に由来する豊かな旨味をもつことです。青竹や新緑のような爽やかな香りがあり、純米吟醸・吟醸(米の外側を4割以上削り、低い温度でゆっくり発酵させてつくる日本酒)では、青りんごや洋梨のような果実の香りも加わります。

この味わいを支えるのが、水と冬の寒さです。西の奥羽山脈と東の北上(きたかみ)高地に降った雪や雨は北上川となり、県内の各地に伏流水や地下水をもたらします。この水は、酵母(発酵を担う微生物)の増殖を助けるカルシウムやマグネシウムを多く含みます。冬は内陸や山あいの一部で氷点下20度以下まで冷え込み、低い温度で長く発酵させる吟醸造りに向いた環境になります。

酒造りを担うのは、日本最大の杜氏(とうじ。酒造りの責任者)の集団「南部杜氏(なんぶとうじ)」です。1678年、商人の村井権兵衛(むらい ごんべえ)が志和(しわ。現在の紫波町)で上方から職人を招いて酒造りを始め、その技術が地元の農家に受け継がれていきました。県の農業研究センターと工業技術センターは、酒造好適米(日本酒造りに向いた米)の「吟ぎんが」「ぎんおとめ」「結の香(ゆいのか)」や、県独自の酵母「ジョバンニの調べ」などを開発してきました。

酒蔵の地図

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市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵

  1. 赤武酒造盛岡市
  2. 南部美人二戸市

当サイトの酒蔵リストに載っている 22 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。

注目の酒蔵

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