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Fukushima

福島県

猪苗代町の田と磐梯山。手前に黄金色に実った稲の田が広がり、その奥に家並みと、秋の色に染まり始めた磐梯山がそびえる
猪苗代町の田と磐梯山。実りの時期を迎えた稲が、山のふもとに広がります。Breakover / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

福島県の日本酒

福島県は東北地方の南端にあり、浜通り・中通り・会津の3つの地方からなる県です。2024年7月から2025年6月までの1年間に、県内の54か所で日本酒がつくられました。新潟県・長野県・兵庫県に次ぐ数です。日本酒の産地名を守る制度(地理的表示)には、2024年8月に「南会津(Minamiaizu)」、同年12月に「喜多方(Kitakata)」が指定されました。どちらも対象は、その土地の米と水で、米と米麹と水だけでつくる「純米酒(junmai-shu)」です。

二つの産地は、雪の多い会津地方の山あいにあります。南会津では年に9mを超える雪が降り、ミネラル分の溶け込みが少ない軟水が豊富に得られます。冬は雪が酒蔵を包んで断熱材の役目を果たし、蔵の中の温度が一定に保たれます。喜多方では、三方を囲む山々に積もった雪が地層にしみ込み、非常にやわらかな伏流水になります。

日本酒造りに向いた米(酒造好適米)の「夢の香(Yume no Kaori)」は、1991年に福島県農業試験場で交配されました。同じ1991年には、県の研究機関である福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターが、酵母(発酵を担う微生物)の「うつくしま夢酵母」を完成させています。全国新酒鑑評会(Zenkoku Shinshu Kanpyokai)では、金賞の数で都道府県別の1位を9回続けたことがあり、2026年5月の発表では2年続けての1位となりました。

酒蔵の地図

会津若松市 9蔵喜多方市 8蔵いわき市 6蔵郡山市 6蔵南会津郡南会津町 5蔵二本松市 5蔵河沼郡会津坂下町 3蔵白河市 3蔵耶麻郡磐梯町 2蔵岩瀬郡天栄村 2蔵耶麻郡西会津町 1蔵耶麻郡猪苗代町 1蔵西白河郡矢吹町 1蔵岩瀬郡鏡石町 1蔵福島市 1蔵田村市 1蔵田村郡三春町 1蔵大沼郡会津美里町 1蔵西白河郡西郷村 1蔵本宮市 1蔵石川郡古殿町 1蔵東白川郡棚倉町 1蔵東白川郡矢祭町 1蔵東白川郡塙町 1蔵石川郡平田村 1蔵喜多方市いわき市郡山市南会津町二本松市白河市1. 廣木酒造本店12. 末廣酒造 / 3. 宮泉銘醸2–3

拡大図(会津若松市)

2. 末廣酒造23. 宮泉銘醸3

市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵

  1. 廣木酒造本店河沼郡会津坂下町
  2. 末廣酒造会津若松市
  3. 宮泉銘醸会津若松市

当サイトの酒蔵リストに載っている 64 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。

注目の酒蔵

  • 廣木酒造本店「飛露喜」河沼郡会津坂下町記事を読む
  • 宮泉銘醸「写楽/會津宮泉」会津若松市記事を読む
  • 末廣酒造「末廣」会津若松市