Shimane
島根県

島根県の日本酒
島根県は中国地方の北部にあり、北は日本海に面した県です。島根半島の北方40〜80kmの海上にある隠岐諸島も、島根県に含まれます。島根県酒造組合の組合員は28社で、隠岐諸島の隠岐の島町にも蔵があります(2026年10月現在)。2024年7月から2025年6月までの1年間に、県内の24か所で日本酒がつくられました。
島根県酒造組合は、島根を「日本酒発祥の地」と紹介しています。その根拠として挙げているのが、古い書物に残る酒の記述です。『古事記』の出雲神話には、ヤマタノオロチを退治する話に「ヤシオリノ酒」が登場します。奈良時代にまとめられた『出雲国風土記』には、佐香(さか)の地に神々が集まって酒を造り、酒宴を開いたと記されています。出雲市の佐香神社(松尾神社)は、酒造りの神とされる久斯之神(くすのかみ)をまつる神社です。神社として毎年1石(180L)の酒造りの免許を受けており、宮司が杜氏(とうじ。酒造りの責任者)を務めて濁り酒を醸します。この酒は、毎年10月13日の秋の例大祭で参拝者にふるまわれます。
米では、島根県が日本酒造りに向いた米(酒造好適米)の「改良雄町(かいりょうおまち)」「改良八反流(かいりょうはったんながれ)」「神の舞(かんのまい)」「佐香錦(さかにしき)」を開発してきました。県内で作付面積がいちばん大きい酒造好適米は、新潟県で開発された「五百万石(ごひゃくまんごく)」です。2018年10月には、大吟醸(米の外側を半分以上削り、少量の醸造アルコールを加えた日本酒)などにも使える高品質な酒米をめざして県が育てた「縁の舞(えにしのまい)」の品種登録が出願されました。県は、組合が毎年開く「島根県新酒品評会」の吟醸酒部門で最も優れた日本酒を醸した蔵に、島根県知事賞を贈っています(2026年5月)。
酒蔵の地図
市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵
- 李白酒造松江市
- 王祿酒造松江市
当サイトの酒蔵リストに載っている 32 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。