Fukushima
福島県

福島県の日本酒
福島県は東北地方の南端にあり、浜通り・中通り・会津の3つの地方からなる県です。2024年7月から2025年6月までの1年間に、県内の54か所で日本酒がつくられました。新潟県・長野県・兵庫県に次ぐ数です。日本酒の産地名を守る制度(地理的表示)には、2024年8月に「南会津(Minamiaizu)」、同年12月に「喜多方(Kitakata)」が指定されました。どちらも対象は、その土地の米と水で、米と米麹と水だけでつくる「純米酒(junmai-shu)」です。
二つの産地は、雪の多い会津地方の山あいにあります。南会津では年に9mを超える雪が降り、ミネラル分の溶け込みが少ない軟水が豊富に得られます。冬は雪が酒蔵を包んで断熱材の役目を果たし、蔵の中の温度が一定に保たれます。喜多方では、三方を囲む山々に積もった雪が地層にしみ込み、非常にやわらかな伏流水になります。
日本酒造りに向いた米(酒造好適米)の「夢の香(Yume no Kaori)」は、1991年に福島県農業試験場で交配されました。同じ1991年には、県の研究機関である福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターが、酵母(発酵を担う微生物)の「うつくしま夢酵母」を完成させています。全国新酒鑑評会(Zenkoku Shinshu Kanpyokai)では、金賞の数で都道府県別の1位を9回続けたことがあり、2026年5月の発表では2年続けての1位となりました。
酒蔵の地図
拡大図(会津若松市)
市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵
- 廣木酒造本店河沼郡会津坂下町
- 末廣酒造会津若松市
- 宮泉銘醸会津若松市
当サイトの酒蔵リストに載っている 64 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。