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本醸造酒——米の外側を3割以上削り、少量の醸造アルコールを加えた日本酒

  • Sake JP 編集部

日本酒のラベルにある「本醸造(honjozo)」は、米の外側を3割以上削り、少量の醸造アルコール(jozo alcohol)を加えてつくったことを示します。国の基準で定められた特定名称(tokutei meisho)のひとつです。特定名称の全体は日本酒の種類で説明しています。

本醸造酒の条件

項目 条件
原料 米、米麹(kome koji)、醸造アルコール
米の削り方 米の外側を3割以上削る(精米歩合70%以下)
米麹に使う米 原料の米の重さの15%以上
香りと味 香りと味、色つやが良好であること

醸造アルコールとは

醸造アルコールは、でんぷんや糖を含む原料からつくったアルコールです。

発酵中の日本酒(もろみ、moromi)に醸造アルコールを適量加えると、香りが高くなり、すっきりした味になります。日本酒の香りと味を損なう乳酸菌が増えるのを防ぐ効果もあります。

本醸造酒に加えられる醸造アルコールの量は、原料の白米の重さの10%までと決まっています。これを超えると、特定名称を名乗れない「普通酒(futsu-shu)」になります。

近い名前との違い

名前 醸造アルコール 米の削り方
本醸造酒 少量を加える 米の外側を3割以上削る
特別本醸造酒 少量を加える 米の外側を4割以上削る、または特別な製造方法でつくる
純米酒 加えない 決まりはありません

ラベルで見分ける

たとえば本醸造酒のラベルには、次のように書かれます。

表示 例
原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール
精米歩合 68%

精米歩合68%は、玄米の外側を32%削ったという意味です。特定名称を名乗る日本酒は、原材料名のすぐ近くに精米歩合を書くことになっています。