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Ishikawa

石川県

白山市白峰を流れる手取川。杉などの木々に覆われた山の斜面の下に、丸い石の広がる河原と浅い流れがあり、河原の中ほどに人の背丈を大きく超える岩がひとつある
白山市白峰(しらみね)を流れる手取川(てどりがわ)。白山を水源とする川で、下流には手取川扇状地が広がります。Alpsdake / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

石川県の日本酒

石川県は北陸地方の中央にあり、北部は能登半島(のとはんとう)となって日本海に突き出しています。石川県酒造組合連合会の組合員は32です(2026年4月1日現在)。2005年12月には、白山市(はくさんし)で造られる日本酒が、日本酒の産地名を守る制度(地理的表示)に「白山」として指定されました。清酒では最初の指定で、対象は県全体ではなく白山市に限られます。その条件は、米のうまみを生かした豊かなコクをもつことです。

南の加賀(かが)地方では、白山を最高峰とする険しい山地から流れ出た川が平野をつくっています。白山市は、白山を水源とする手取川の扇状地にあり、伏流水(地下にしみこんで流れる水)に恵まれています。この水はカルシウムを多く含み、カリウムが少ない水です。そのため発酵が穏やかに進む一方で米がよく溶け、白山の日本酒のコクが生まれてきました。

白山での日本酒造りの歴史は古く、1527年の公家・山科言継の日記に、白山の「菊酒」を京都へ持参したという記述があります。能登半島の能登町などを郷里とする杜氏(とうじ。酒造りの責任者)の集団「能登杜氏」は、全国各地の酒蔵で酒造りを担っています。米では、県の農林総合研究センターが11年をかけて、日本酒造りに向いた米(酒造好適米)「百万石乃白(ひゃくまんごくのしろ)」を開発しました。米の外側を多く削っても割れにくい品種です。

酒蔵の地図

輪島市 6蔵小松市 5蔵白山市 5蔵金沢市 4蔵鳳珠郡能登町 3蔵加賀市 3蔵珠洲市 2蔵鹿島郡中能登町 2蔵能美市 2蔵七尾市 2蔵河北郡津幡町 1蔵羽咋市 1蔵羽咋郡宝達志水町 1蔵輪島市小松市能登町加賀市1. 農口尚彦研究所12. 吉田酒造店 / 3. 菊姫2–34. 福光屋 / 5. やちや酒造4–5

拡大図(白山市)

2. 吉田酒造店23. 菊姫3

拡大図(金沢市)

4. 福光屋45. やちや酒造5

市区町村ごとの酒蔵(点の大きさが蔵の数)注目の酒蔵

  1. 農口尚彦研究所小松市
  2. 吉田酒造店白山市
  3. 菊姫白山市
  4. 福光屋金沢市
  5. やちや酒造金沢市

当サイトの酒蔵リストに載っている 37 蔵を、所在地の市区町村ごとにまとめています。位置は市区町村の代表点で、蔵の所在地そのものではありません(注目の酒蔵は所在地の位置です)。位置は国土地理院の住所検索によります。

注目の酒蔵

  • 吉田酒造店「手取川/吉田蔵」白山市記事を読む
  • 福光屋「加賀鳶/福正宗」金沢市
  • やちや酒造「加賀鶴」金沢市
  • 菊姫「菊姫」白山市
  • 農口尚彦研究所「農口尚彦研究所」小松市