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光栄菊 — 小城の旧街道で、一度止まった蔵がふたたび日本酒をつくる

  • Sake JP 編集部
小城公園の千葉城跡付近から見下ろした小城市の市街地。手前に冬の木々、奥に家並みと田畑が広がり、遠くに山並みが続く
光栄菊酒造がある小城市の市街地です。千葉城跡のある小城公園から見ています。Pekachu / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

こんな人におすすめ

  • 旅の途中で、佐賀県の新しい日本酒を酒販店や飲食店で探してみたい人
  • 酸味とうまみのある、搾ったあと加熱していない日本酒に興味がある人
  • 蔵を訪ねるのではなく、飲むこと・探すことを旅の楽しみにできる人(光栄菊酒造は蔵見学を受け付けていません)

光栄菊酒造について

光栄菊酒造(Koueigiku Shuzo)は、佐賀県小城市(Ogi)の三日月町(Mikatsuki)にある酒蔵です。銘柄は「光栄菊(Koueigiku)」で、会社名と同じ名前を使っています。

この蔵は、一度は日本酒づくりをやめた古い蔵を、新しい経営陣が引き継いで再開した蔵です。2019年8月に清酒の製造免許を取得し、その年の12月に、再開してから最初の日本酒ができあがりました。

蔵見学はできません(2026年9月30日確認)。

宿場町の通りに残る酒蔵

蔵が建つ一帯は、江戸時代には佐賀の大和町(Yamato)から小城へ向かう道の宿場でした。街道沿いには商店が並び、今も旧道に沿って古い建物が点在しています。

光栄菊酒造の主屋は、この旧道に面して建っています。敷地の奥では、日本酒を仕込む「通り蔵」と「本蔵」が対になってコの字形をつくり、米を洗う場所と蒸す場所、かつての麹室(koji-muro、麹をつくる部屋)などが並びます。敷地の東と南には田畑が広がり、敷地の境には水をたたえた水路が巡っています。旧道からは、赤い煉瓦の煙突が見えます。

これらの建物のうち6件は、2021年2月26日に国の登録有形文化財(保存と活用が図られる歴史的建造物)に登録されました。

小城市の小城町(Ogi-machi)は、羊羹(yokan、小豆と砂糖を寄せて固めた和菓子)の町として知られています。名水百選に選ばれた清水川の上流には、高さ75メートルの「清水の滝(Kiyomizu Falls)」があります。滝のそばには鯉料理の店が並んでいます。

酸味とうまみを大切にする日本酒

光栄菊酒造は、うまみ・甘み・酸味の調和を大切にしています。なかでも、うまみと酸味が釣り合い、後味がすっと切れる味わいを目指しています。

蔵は「生酒(namazake、搾ったあと一度も加熱殺菌をしていない日本酒)」を、栓を開けた直後には炭酸ガスを含んだ新鮮な味わいを、開けてからしばらくすると味がのって丸みのある味わいを感じられるように仕上げています。加熱殺菌をする日本酒も、瓶に詰めて温めたあと、氷水で急いで冷やしています。

蔵は自社の田んぼでの米づくりも始めています。

「光栄菊」には多くの商品があり、それぞれに英語や日本語の名前が付いています。原料米や造り方は商品ごとに違うため、種類はラベルの表示でご確認ください。

酒蔵の案内

光栄菊酒造は、蔵見学を受け付けていません(2026年9月30日確認)。蔵での販売についても公表されていません。

休業日は土曜・日曜・祝日です。見学の受け入れや休業日は変わることがあります。訪ねる前に蔵の公式情報をご確認ください。

最寄り駅は JR唐津線の小城(Ogi)駅です。列車の時刻はJR九州でご確認ください。

佐賀県内で見学できる酒蔵を探す場合は、佐賀県酒造組合の蔵元紹介で、各蔵のページにある「蔵見学の実施」の欄をご覧ください。

光栄菊酒造のお酒の買い方

光栄菊酒造は、取扱店の一覧を公開していません(2026年9月30日確認)。公式サイトと公式オンラインショップも見つかりません。蔵は、全国の地酒専門店(その土地の日本酒を専門に扱う酒販店)を通じて日本酒を販売しています。

次の店は、店のサイトで光栄菊の取扱いを確かめた店です。蔵の特約店かどうかは確認していません。

地域 店名 所在地 備考
千葉・東京 IMADEYA 千葉県千葉市中央区(本店)。東京・銀座などにも店舗があります オンラインストアで取扱いを確認。店舗ごとの在庫は店へご確認ください
名古屋 知多繁 愛知県名古屋市昭和区池端町1-18 Google マップで開く 店のサイトで取扱いを確認

佐賀県・福岡県で、店のサイトで取扱いを確かめられた店は見つかりませんでした。

蔵の最新の案内は、蔵が運営するInstagram(@koueigiku)で発信されています。

買うときの注意

  • 取扱いの有無と在庫は店によって違います。限定品や季節の商品は入荷しないこともあるため、訪ねる前に店へご確認ください。
  • 生酒は、加熱殺菌をした日本酒よりも品質が早く変わります。「要冷蔵」と書かれた商品は、冷蔵庫で保存してください。
  • 海外へ持ち帰る場合:100mlを超える瓶は、保安検査前の手荷物には入れられません。預け入れ荷物にするか、保安検査後の免税店でお求めください。乗り継ぎがある場合と、到着する国の持ち込み上限は事前にご確認ください。→ 旅のヒント

酒蔵情報

項目 内容
蔵名 光栄菊酒造株式会社(Koueigiku Shuzo Co., Ltd.)
清酒製造免許 2019年8月に取得
代表者 日下智
所在地 〒845-0023 佐賀県小城市三日月町織島2602番地3 Google マップで開く
電話 0952-97-6710
代表銘柄 光栄菊(Koueigiku)
建物 国の登録有形文化財(2021年2月26日登録)
公式サイト 確認できません(2026年9月30日時点)。Instagram @koueigiku
蔵見学 不可
直売 公表されていません
休業日 土曜・日曜・祝日
取扱店の一覧 公開されていません(2026年9月30日確認)
英語対応 公表されていません